2007年10月10日水曜日

1センチ余分に進むこと。

ナポレオン・ヒル著「思考は現実化する」に次の様な個所が出て来ます。
 衣類売り場に勤めていたある女性は、自分の給料とわずかな歩合では棚にあるものをいつもどおりに売っていればそれで十分だと思っていた。…ある日、一人の女性客が、ある品物の在庫がないかどうか調べてほしいと頼んだ。その頼み方が感じが良く、あまりにも熱心だったので彼女は探しに行った。…それでようやくその品物を見つけ出したとき、彼女は満足感で「胸の中がふくらんだ」ような気がしたという。それ以降、彼女は自分にとって大して利益にならなくても、客のために進んで仕事をするようになった。…彼女は当然のように仕入れ担当に昇進し、…
 二宮尊徳の「たらいの水の教え」と同じです。たらいの水は押してやると手元に水が集まるが、引くとスルリと逃げてしまうと言うものです。 
 1センチ余分に進むこと(プラスアルファの努力)の良い所は、その場でリッチな気分に成れることです。何も難しく考える必要は無い。ちょっとした善い事を行えばいいのです。あなたも試してみては如何ですか?私のサラリーマン生活も余り長くはない。職場の青年に、「集団から一歩抜きん出るには、プラスアルファの努力が必要です。」と忠告しておいた。
 若い人の成長を助けられる高齢者と成れるように、私もプラスアルファの努力をして行くつもりです。

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